7月上旬、春日山の大手道から岩木三叉路、権現堂、南三の丸、本丸、二の丸を経由して春日山神社に至る道と、愛宕谷公園から愛宕谷池、春日山神社、直江屋敷、本丸、南三の丸を経由して、大手道を下るコースを歩きました。
7月中旬、滝寺のミズバショウ群生地、不動尊および毘沙門堂を巡ったり、春日山の大手道ー岩木三叉路ー権現堂ー南三の丸ー本丸ー直江屋敷ー春日山神社ー愛宕谷池ー愛宕谷公園のコースを歩きました。
7月下旬は、岩殿山明静院、皆口の南葉神社、城ヶ峰砦を訪れたり、春日山の大手道から柿崎屋敷、本丸、直江屋敷を経由して春日山神社に至るルートを歩いたりしました。
(令和7年7月21日更新)
以下の植物や動物が観察できました。
ヒメジョオン オニタビラコ ネジバナ オカトラノオ シロツメクサ
オオバコ ドクダミ トウバナ カタバミ ノアザミ エゾタンポポ
ケキツネノボタン ハナニガナ ニガナ オオカメノキ ジシバリ
ヤブコウジ ダイコンソウ ツユクサ ウマノミツバ ヘビイチゴ
ウツボグサ イヌガラシ ヒルガオ アキノノゲシ ムラサキサギゴケ
ミゾカクシ ミツバ ハエドクソウ コウゾリナ ホタルブクロ
ガクアジサイ トリアシショウマ ヒメキンミズヒキ ヒヨドリバナ ヨメナ
ワルナスビ ヤブカンゾウ シモツケ ゲンノショウコ ツリガネニンジン
ニイニイゼミ センチコガネ ナミアゲハ シオカラトンボ ハナバチの一種
アザミウマの一種 カメムシ目の一種 キアゲハ キマダラオオナミシャク
マメコガネ シロシタホタルガ ベニシジミ ザトウムシの一種 キチョウ
フキバッタの一種 セマダラコガネ オオシオカラトンボ シオヤアブ
アブラゼミ ルリシジミ イチモンジチョウ ヒグラシ アカエゾゼミ
ニホントカゲ ニホンカナヘビ ヤマカガシ シマヘビの死体?
ヒヨドリ ホオジロ ウグイス キビタキ ホトトギス ヤブサメ
シジュウカラ メジロ トビ ハシボソガラス サンショウクイ クロツグミ
コゲラ ハシブトガラス サシバ イカル キジバト ハチクマ








7月上旬、春日山の大手道から大手池の脇を通り、岩木三叉路を経由して権現堂に至る道を歩きましたが、岩木三叉路と権現堂の間の山道の途中で、ヤブコウジを見つけました。ヤブコウジは小低木ですが、高さは10〜20cm程度しかないので、木というより草のような印象です。秋には真っ赤な丸い実をつけるので、秋が楽しみです。公益社団法人 日本薬学会のサイトによれば、11月頃に掘り出した根茎を細かく刻んで天日乾燥させたものはシキンギュウ(紫金牛)」と呼ばれ、その煎液は咳止めや化膿性の腫れ物の治療に薬効があるようです(2)。
亀割清水の近くでツユクサが咲いていました。午後には萎んでしまいますが、群れて咲く鮮やかな青い花はとても目立ちます。平地ではわりあいありふれた野草で、繁殖力が強く、雑草扱いされることもあるそうですが、日本薬学会のサイトによれば、開花期に全草を乾燥させたものはオウセキソウ(鴨跖草)と呼ばれ、その煎液は内服して解熱、利尿、感冒、熱性下痢、浮腫になどに用いられるそうです。また、生品の砕いたものも化膿治療の外用薬になるようです(2)。
本丸のすぐ下にある二の丸阯には、ネジバナがたくさん咲いていました。見事に名が体を表している花で、ピンクの花が螺旋状に咲く可愛らしい野草です。牧野日本植物図鑑には、「ネジバナの花期は4〜10月、花軸と子房には立毛がある。毛がないものはナンゴクネジバナと呼ばれる」と書かれており、日本のネジバナの仲間は、九州以北に分布するネジバナと、琉球列島以南に分布し、3月に咲くナンゴクネジバナの2種類であると考えられてきました。ところが九州以北で、4〜5月に咲くネジバナの花軸と子房には毛がなく、6月以降に咲くネジバナの花軸と子房には毛がある、という違いが見つかり、4〜5月に咲くのはネジバナではなく、ナンゴクネジバナか、あるいは新種ではないかということになりました。そうして、2023年3月17日、国際科学雑誌「Journal of Plant Reseach」誌上で、九州以北の4〜5月に咲く毛のないネジバナは「ハチジョウネジバナ」という和名を与えられ、新種であると報告されました(3)。遺伝子レベルで見ても、ネジバナとハチジョウネジバナはネジバナの仲間の中で近縁関係が最も遠いことが分かりました。こんなありふれた野草の中に新種が隠れていたんですね。さて、春日山のネジバナはといえば、7月に開花したし、花軸に毛が生えているので、従来のネジバナで間違いありません。実際、ハチジョウネジバナは関東以西の太平洋側に分布していて、新潟県には分布していません。ハチジョウネジバナが分布している地域に行くときは、よく観察してみたいものです。
愛宕谷公園ではヒルガオ、ミゾカクシ、アキノノゲシが咲いていました。ヒルガオは、万葉集に出てくるほど日本では古くから馴染みのある植物ですが、繁殖力が強いせいで雑草扱いされることもあるとか。一方で、ヒルガオの全草を乾燥したものはセンカ(旋花)と呼ばれ、一般社団法人 和ハーブ協会が運営する「イー薬草・ドット・コム」というサイトでは、煎じて利尿、疲労回復、強壮強精、糖尿病、膀胱炎などに用いられると紹介されています(4)。
春日山神社の周辺では、ハエドクソウが咲いていました。漢字で書くと、蝿毒草。根を煮詰めた汁にはハエを殺す有毒成分が含まれていて、ハエ取り紙(粘着式のものとは別)の原料になるのだそうです。人間も、根を食べたりしたら嘔吐するそうです。
ミツバの花が春日山全域で咲いていました。言わずと知れた香味野菜ですね。市販されているものは品種改良された栽培品種ですが、野生のミツバも香りが強くて食べられるそうです。「イー薬草・ドット・コム」では、花期に全草を乾燥させたものはカモコゼリ(鴨児芹)と呼ばれ、煎じて消炎解毒、血行促進に用いられると紹介されています(4)。





7月中旬、滝寺のミズバショウ群生地でヒメキンミズヒキが咲いていました。「イー薬草・ドット・コム」では、同じキンミズヒキ属のキンミズヒキは開花期に全草を乾燥させたものがリュウゲソウ(龍牙草)と呼ばれ、喀血(かっけつ)、血便、子宮出血などの止血や抗菌、消炎、鎮痛作用もあり、健胃、下痢止めに利用されると書かれています(4)が、ヒメキンミズヒキにも同じ薬効があるかは定かでありません。
大手道では、ヒヨドリバナ、ヨメナ、ワルナスビを見つけました。ワルナスビとは、また酷い名前をつけられたものですが、その性質を知れば、さもありなんという気がします。ウィキペディアによれば、葉や茎は棘だらけ、全草にソラニン(ジャガイモにも含まれる毒成分)を含み、これを食べた家畜が中毒死することもあるし、果実がプチトマトにそっくりで、人間がうっかり食べてしまえばやっぱり危険だし、根絶させようとしても、地下茎を使ってどんどん繁殖するし、ナス科作物の畑に侵入したら連作障害を起こすし、害虫の温床になるしで、まるで良いところなしだし、さらに、明治時代に日本に侵入した北米原産の外来種(5)と知れば、一層印象が悪くなるというもの。花はナスによく似て可愛いのですがねぇ。
ヤブカンゾウは、大手道や柿崎屋敷周辺にたくさん咲いていました。オレンジ色の大きな花で、遠くからでもよく目立ちます。現代農業WEBでは、球根を干したものはカンゾウコン(萱草根)と呼ばれ、利尿、消炎、止血、膀胱炎、不眠症に用いられると紹介されています(6)。



7月下旬、春日山の大手道でシモツケの花が咲いていました。同じバラ科のシモツケソウと花の形がよく似ていますが、シモツケは木本、シモツケソウは草本で、葉の形が全く異なります。
柿崎屋敷の近くでゲンノショウコとツリガネニンジンが咲いていました。ゲンノショウコは、ドクダミ、センブリと共に日本三大民間薬の一つとされ、下痢止めの薬効がてきめんなのだそうです。葉を乾燥させたものはそのままゲンノショウコ(現の証拠)と呼ばれ、現代農業WEBホームページでは、葉を煎じて飲むと下痢や腹痛が止まり、さらに便秘にまで効能があると紹介されています(6)。ただ、葉の形が毒草であるトリカブト、ウマノアシガタ、キツネノボタンによく似ているため、花のない時期に採取するのは避けた方が良いようです。ツリガネニンジンも生薬として用いることができ、日本薬学会のホームページで、夏の終わり頃の根を日干ししたものはシャジン(沙参)と呼ばれ、その煎じ液が去痰、鎮咳に用いられると紹介されています(2)。










7月上旬、春日山の大手道から岩木三叉路に向かう道の途中で、地面にできた小さな窪みに獣の糞を見つけました。虫が集って、ほとんど形が残っていませんが、以前にもここで糞を見つけていたので、タヌキの溜め糞かもしれませんね。すぐ近くにセンチコガネがいました。いわゆる糞虫と呼ばれる、動物の糞を餌にする甲虫の仲間です。「いやぁ、汚い!」と言うなかれ。自然界においては動物の糞をきれいに片付けてくれる貴重な存在なのです。
愛宕谷公園に咲いているヒルガオを撮影していると、ハナバチの一種がやってきました。ハナバチというのは、花蜜や花粉を集めて食べるハチの総称で、顕花植物(花を咲かせ、種子で繁殖する植物)の受粉を媒介する動物(ポリネーター)の中で最も重要な生物の一つです。農作物の75%、野生の顕花植物の約90%がポリネーターによる花粉の媒介に依存しているそうです(7)。私たちが毎日美味しい農作物を食べられるのは、農家さんとポリネーターのお陰なのです。ところで、このハナバチは世界に二万種、日本だけで四百種以上が記録されている(8)そうなので、種類の同定は簡単ではありません。写真のハナバチも、ちょっと調べたくらいじゃ同定できませんでした。専門書を紐解くか、研究者に依頼するしかありません。そして、そのハナバチの左上にはまた別の昆虫が写っていました。あまりにも小さいので撮影中は気づきませんでしたが、アザミウマの一種です。ウィキペディアによると、このアザミウマも世界に五千種もいるそうで(9)、種類なんて分かりません。もうお手上げです。ちなみにアザミウマの一部は農家にとってにっくき害虫なのだそうで、ハナバチとは対極の扱いをされています。
春日山城の直江屋敷の近くで、赤地に黒のドット柄のカメムシの一種を見つけました。でも、どうにも種類が分かりません。伊丹市昆虫館によれば、カメムシは世界に四万種、日本だけで千五百種もいるのだとか(10)。もう、頭真っ白です。
南三の丸では、キアゲハがミツバに産卵していました。キアゲハの幼虫の食草はセリ科の植物なので、山の至る所に生えているミツバは格好の産卵場所です。
大手道を降りていく途中で、マメコガネ、シロホタルガ、キマダラオオナミシャクを見つけました。マメコガネはありふれたコガネムシで、日本では特段嫌われてはいませんが、北米では20世紀初頭に侵入してから凄まじい勢いで増殖し、大豆やらトウモロコシやらを食害するというので、「Japanese Beetle」なんて呼ばれて大層忌み嫌われているようです(11)。日本では外国産の生物が生態系を荒らして問題になっていますが、日本の生物も、海外に行くと結構暴れ回っていたりするのです。
キマダラオオナミシャクの写真を撮っている時には気づかなかったのですが、キマダラオオナミシャクの下にザトウムシの一種が写っていました。ザトウムシは、森に入ると結構よく見かけるものですが、クモのようでクモにあらず、異様に細長い足で森の中を歩き回っています。写真のザトウムシは、種類を同定するのが困難ですが、モエギザトウムシでしょうか。
夏のセミが鳴き始めました。鳴き始めの1番乗りは、ニイニイゼミです。これからセミの数が増えてくると、鳥の声が聴き取りづらくなりそうです。







7月中旬、滝寺のミズバショウ群生地で、コナラの幹に直径18〜20mmの穴が三つあいているのを見つけました。初めはキツツキだろうか、と思いましたが、それにしては、穴の入り口が綺麗な円形で、穴の奥まで直径が同じなんですね。もしかしてカミキリムシの脱出孔? でも一般的にカミキリムシの脱出孔の直径は10mm前後だということなので、どうなんだろう?と悩んでしまいました。でも、体長50mm前後もある国内最大種のシロスジカミキリなら、そのくらいの大きさの穴を開けそうです。このコナラはまだ元気に葉を茂らせていましたが、こんなふうにどんどん穴だらけにされていったら、そのうち枯れたり倒れたりするんでしょうか。
同じく滝寺の不動尊の近くで、キチョウとフキバッタの一種の写真を撮りました。キチョウはわりとどこでも忙しなく飛び回っているのを見かけますが、フキバッタはそもそも飛べないバッタで、草むらにいれば体が保護色ですから、あまり目立ちません。
セマダラコガネは大手道で見つけました。大きな触角がなかなかキュートですが、このコガネムシも、マメコガネと同じように20世紀初頭に北米に侵入して、幼虫が米国人の大好きな芝生を食害するというので、「Oriental Beetle」と呼ばれて大層嫌われておるようです。テネシー州立大学農学部の災害教育情報チーム(日本語だとこうなるでしょうか)がセマダラコガネの注意喚起チラシみたいなのをネット上に出してますが、ほとんど災害扱いなんですね(12)。日本のコガネムシの暴れっぷりは半端ないです。
春日山では、他にシロツバメエダシャク、オオシオカラトンボ、シオヤアブも見つけました。どれも特に珍しい昆虫ではないですが、シオヤアブは、いろんなところで日本の昆虫界最強の称号を与えられているようです。腹の先端に白いフサ毛があって(ただしオスのみ)、見た目の印象はちょっとお茶目な感じですが、スズメバチやオニヤンマまでも襲って食ってしまうというなかなかの獰猛さ。虫も見かけによりません。



7月下旬、岩殿山明静院の近辺でイチモンジチョウを、皆口の南葉神社でオオカマキリを、春日山の大井戸のそばでヤマトシジミを見つけました。オオカマキリはまだ幼虫ですが、一丁前に鋭い眼光でこちらを睨み付けていました。ヤマトシジミはルリシジミにそっくりですが、複眼の色がルリシジミが黒なのに対し、ヤマトシジミは灰色です。
ヒグラシが城が峰砦の周辺でたくさん鳴いていました。もうちょっと遅い時期から鳴くセミだと思っていましたが、7月から鳴いているんですね。そのヒグラシやニイニイゼミの声に混じって、機械の振動音のような不思議な鳴き声が聞こえてきました。声の主の姿は結局見えませんでしたが、どうやらアカエゾゼミの声のようです。このセミの声を聞いたのは初めてかもしれません。アカエゾゼミは、「レッドデータブックにいがた」で準絶滅危惧種に指定されています(13)。
アブラゼミはお馴染みですね。ゆっくり鳴き始めてしばらく鳴いて、しばらく休んでまた鳴き始めるという感じで、ずっと大声で鳴きっぱなしのニイニイゼミとは違った省エネタイプです。

7月中旬、滝寺のミズバショウ群生地でカナヘビを見つけました。カナヘビなんてどこにでもいるし、珍しくもなんともないのですが、何か緑色のものを咥えながら歩いていて、何だろうかと写真を撮って、よくよく見てみると、どうやら咥えているのはバッタのようです。カナヘビの捕食シーンは見たことなかったので、ちょっと嬉しい感じです。
7月下旬、春日山の柿崎屋敷の近くで、甲高い「ピューウ、ピューウ」という声が聞こえてきました。どうやら2羽のハチクマが鳴き交わしているようです。1羽の声は遠く、もう1羽は比較的近いどこかの木に止まって鳴いているようです。木に止まっている方を一生懸命探しましたがどうしても見つかりません。そうしているうちに、いつの間にか2羽は空高く舞い上がり、そのうち姿が見えなくなりました。つがいでしょうか。もしかしたら春日山で子育てをしているのかもしれません。ハチクマはスズメバチやアシナガバチなどの巣を襲撃し、巣の中の幼虫や蛹を主食とする大型のタカです。スズメバチに反撃されてもものともしない強靭な体の持ち主で、人間にとってはありがたい存在です。ハチクマは南からやってくる夏鳥で、「レッドデータブックにいがた」で、準絶滅危惧種に指定されています(13)。
サシバというタカの仲間も、南からやってきて夏の間を日本の森で過ごします。岩殿山明静院の近くで「ピックイー」という独特の声で鳴きながら空高く舞っていましたが、双眼鏡で見るのに夢中で、鳴き声を録音し損ねました。残念です。
参考資料
- 各種図鑑
- 公益社団法人 日本薬学会ホームページ(https://www.pharm.or.jp)
- 神戸大学プレスリリース「庭やベランダから新種⁉ 最も身近にみられるラン科植物「ネジバナ」の新種を発見」
(https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2023_03_17_01/) - 一般社団法人 和ハーブ協会ホームページ「イー薬草・ドット・コム」
(http://www.e-yakusou.com) - ウィキペディア「ワルナスビ」(https://ja.wikipedia.org/wiki/ワルナスビ)
- 現代農業WEBホームページ「植物はあれもこれも薬草です」(https://gn.nbkbooks.com/?cat=653)
- 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学 – 政策プラットフォーム
「花粉媒介者、花粉媒介及び食料生産に関するアセスメントレポート」(https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:96f6cdcc-d3b2-4850-949f-42e81f641ba0?viewer%21megaVerb=group-discover) - 富山市科学博物館「ハナバチ相を知るということ」
(https://www.tsm.toyama.toyama.jp/_ex/curators/negoro/hanabati-1.htm) - ウィキペディア「アザミウマ」(https://ja.wikipedia.org/wiki/アザミウマ)
- 伊丹市昆虫館 出版物紹介ページ(https://www.itakon.com/publication)
いたこんニュース第22号「特集 カメムシだらけにしたろかー!」 - 株式会社バイオーム「Japanではそんなに有名じゃないJapanese beetle」
(https://biome.co.jp/biome_blog_278/) - Tennessee State University, College of Agriculture, Human, Natural Sciences, Disaster Education Resource Team「Oriental Beetle」(英文)
(https://www.tnstate.edu/extension/documents/DERT_Oriental%20beetle%20with%20Figures.pdf) - 新潟県ホームページ「レッドデータブックにいがた」
(https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1214240790991.html)